打撃練習に汗を流す石橋ナイン=同校グラウンド

 8月7日に開幕する第106回全国高校野球選手権大会に初出場する石橋は31日、甲子園のベンチ入りメンバー20人を発表した。選手、背番号とも栃木大会と同じ布陣で挑む。

 3年生が13人、2年生7人。背番号1は引き続き右腕柳田瑛太(やなぎたえいた)が背負う。昨春のセンバツ経験者は田口皐月(たぐちさつき)主将、投打の要入江祥太(いりえしょうた)など7人。

 この日は甲子園出場決定後初の全体練習が行われ、50人を超える部員が同校グラウンドに集合。午前8時過ぎから約2時間、打撃練習を中心に汗を流した。福田博之(ふくだひろゆき)監督は「県大会は打力の弱さが出た。開幕までに強化する」と課題を示し、田口主将も「甲子園では投手のレベルも上がる。チーム全員が速球に負けず、強い打球を打てるようにしたい」と意気込んだ。

 1日は同校体育館で壮行会が行われ、ナインは2日午前、JR宇都宮駅から甲子園に向けて出発する。

 全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会は4日、大阪市北区のフェスティバルホールで行われ、3回戦までの組み合わせが決まる。