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 県内は24日、午後4時までに熱中症の疑いで計15人が救急搬送された。3週間以上の入院が必要な重症が2人、中等症7人、軽症6人だった。

 各消防本部・消防局によると、重症は30代と50代の男性。矢板市で午前10時10分ごろ、男性(34)が屋外での仕事中に立っていられない状態となり、同僚が119番した。宇都宮市では男性(56)が自宅の共同住宅駐車場で倒れているのを大家が発見。脱力やショック症状があったという。

 県内は同日、佐野の38・1度をはじめ、全14観測地点のうち6地点で35度以上の猛暑日となった。佐野はこの日、全国3番目の暑さだった。

 一方、県は同日、熱中症の疑いで23日に救急搬送された81歳と37歳の男性2人が重症だったと発表した。