なつこいのステージで演奏を披露する高校生バンド

 【栃木】第20回を迎えた大平地域恒例の音楽イベント「なつこい Sound Stage TOCHIGI 2024 with とちぎ盆祭り」(実行委員会主催)が20日、市大平運動公園で開かれた。猛暑の中、多くの来場者が高校生バンドやゲストミュージシャンの熱いステージを満喫した。

 メインの「高校生バンド選手権」は、予選を勝ち抜いた県内外の15組が日頃の練習の成果を披露した。足利南高の女子生徒によるバンド「0s(レイズ)」が2連覇を果たした。

 市内の男女バンド「ハピフレ」でドラムを務めた栃木商業高3年川嶋優菜(かわしまゆな)さん(17)は「緊張して失敗もしたけれど、高校最後の夏に最高の思い出ができた」と充実した様子で語った。

 沖縄県出身のロックバンド「かりゆし58」などがゲストで登場し、会場を大いに盛り上げた。昨年に続いて「とちぎ盆祭り」も同時開催され、子どもから高齢者まで盆踊りを楽しんだ。