【鹿沼】栃窪の渡辺りんご園でモモの収穫が進んでいる。
果樹を中心とした農家が点在する菊沢地区の「菊沢フルーツロード」内で唯一、モモを生産。約30アールの畑に植えた50本の木で5品種のモモを栽培している。
開花は例年より遅いが7月中旬に雨天が続き、一気に実が熟したという。20日は渡辺敬一(わたなべけいいち)代表(57)が実の色や大きさを一つ一つ確かめ、実をもぎ取っていった。
渡辺代表は「ひょう害もなく甘い実がなって良かった」と話した。8月下旬まで収穫が続き、直売所や仲町の「まちの駅 新・鹿沼宿」で販売。フルーツロードでは秋にかけてナシやリンゴなどが続々と収穫期を迎える。(問)同園0289・64・3600。