【日光】スケート靴の代わりに長靴で楽しむ「第21回関東長ぐつアイスホッケー選手権大会」が6日、所野の日光霧降アイスアリーナで開かれ、県内外から参加した6チーム約70人が氷上で熱戦を繰り広げた。
アイスホッケーの競技人口とファン拡大を目指す「県長ぐつアイスホッケー協会」が主催した。選手はヘルメットをかぶり両肘、両膝にプロテクターを着用。パックの代わりにビニール製のボールを使用する。
参加者たちは、滑る長靴に苦戦しながらも試合に集中。時折、フェンス際で競り合うなど、アイスホッケーに引けを取らないプレーも見せていた。市内のチーム「ふぉれすといん小倉山」が連覇を果たした。
同協会の長南哲生(ちょうなんてつお)会長(66)は「冷えた場所でひととき楽しんでもらえれば。大会をさらに盛り上げるためにも、参加チームが増えてくれればいいですね」と話していた。