男子400メートルリレー決勝 大田原の糸数(右)がアンカーの室井にバトンをつなぐ=佐野市の清酒開華スタジアム

 全日本中学通信陸上県大会は6、7の両日、佐野市の清酒開華スタジアムで各種目が行われ、400メートルリレーは男子の大田原が43秒99で優勝。女子は瑞穂野が49秒93で制し、共に全国大会出場を決めた。

 女子四種競技の加藤未来(かとうみく)(若松原)は3009点の大会新記録で初優勝。全国大会の参加標準記録も突破した。

 各種目の優勝者と男女400メートルリレー上位3チームは8月7、8の両日、東京都で行われる関東大会に出場。参加標準記録を突破した選手は同17~20日、福井県で行われる全国大会に出場する。

団結力で思い実現

 男子400メートルリレー決勝で大田原の4走室井創太(むろいそうた)は両手を広げてゴール。全国切符を懸けたレースを制し、「積み上げてきたことが全て結果に表れた」と目元を潤ませた。