7日の営業開始に向け、栃木県日光市所野の日光霧降アイスアリーナで結氷作業が大詰めを迎えている。スケートリンク中央には、チーム創設25周年となる「HC栃木日光アイスバックス」のロゴもあしらわれた。
作業は6月24日に開始。4日までに散水して凍らせる作業を毎日15回計150回行い、氷の厚さは約10センチとなった。リンクは有料で一般開放するほか、9月に開幕戦を迎えるバックスの練習や試合などで使う。
この日も施設を管理する同市公共施設振興公社の職員4人が長さ30メートルのホースで霧状の水を丁寧にまいた。薄井智幸(うすいともゆき)施設係長(45)は「氷は順調に仕上がり、強度も十分」と説明。
開幕前の準備で訪れていたバックスの土田英二(つちだひでじ)チームディレクター(50)も「四半世紀の歴史を示すロゴも入り、身が引き締まる。勝利で恩返ししたい」と話した。