帝国データバンク宇都宮支店は2日、美容室経営のスタジオ恭インターナショナル(真岡市大谷新町)が宇都宮地裁真岡支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。6月19日付。負債総額は推定2千万円。
帝国データバンク宇都宮支店によると、スタジオ恭インターナショナルは2000年設立。「スタジオ恭」などの店名で主にメーキャップ、エステ、ヘッドスパなどに重点を置く美容室を展開し、固定顧客を中心に集客していた。
ただ同業他社との差別化ができず、思うような集客とならなかったたため、14年に店舗を閉鎖。その後、再建を期してメーキャップを主体とした店舗を設置したが、新型コロナウイルス禍の影響を受けた上、固定顧客を重視した運営が裏目となり、思うように収益が得られず、24年3月までに事業を停止したという。