【宇都宮】職業人の講師を学校に迎える出前授業「宮っ子『夢』教室」が28日、姿川中央小で開かれた。SUBARU航空宇宙カンパニーの社員が児童に飛行機の飛ぶ仕組みなどを講義した。
同教室は児童が将来への夢や希望を抱き、さまざまな職業や働くことへの関心を高めるのが目的。
この日は学校公開日で、6年生48人のほか保護者や地域住民も参加。同社総務課の菊地聡之(きくちさとし)さん(29)は発泡スチロール板に沿って風を流す実験をしながら「飛行機は風が速い方に引っ張られる力を利用して飛びます」などと解説した。児童は滞空時間の長い紙飛行機の折り方も伝授され、一斉に飛行機を飛ばすなどして楽しく授業を受けた。
6年石川大粋(いしかわたいき)さん(11)は「授業は面白くて、飛行機をよく知らなかったけど好きになった」と話した。