【鹿沼】市は市内の公共施設などを開放し涼しさを共有する「クールシェアスポット」の取り組みを実施している。連日の猛暑を受け、今年は例年より1週間早く始めた。
熱中症防止や、冷房稼働による二酸化炭素排出量削減のため、涼を取る目的で毎年実施。今年は計35カ所が指定されている。
市役所1階の多目的スペースや、コミュニティセンター、図書館、「まちの駅 新・鹿沼宿」など、公共施設27カ所を既に開放。例年7月に始めていたが、既に複数の真夏日を記録したことを受けて前倒しした。
7月からは市内の薬局や郵便局、鹿沼商工会議所など民間施設8カ所も開放する。9月末までの実施を予定。協力施設にはクールシェアスポットのチラシや旗を設置している。一覧や開放日時などは市のホームページ上で確認できる。引き続き協力施設・店舗などを募集している。(問)市環境課0289・64・3205。