足利市出身、在住の歌手で、同市発祥とされる伝統芸能「八木節」の継承にも取り組む小田えつこさんが24日、県の魅力をPRする「とちぎ未来大使」に任命され、福田富一知事から委嘱状を受け取った。
小田さんは1991年に歌手デビュー。2019年には「足利八木節女前Japan」を結成した。23年に栃木県日光市で開かれた先進7カ国(G7)男女共同参画・女性活躍担当相会合のレセプションに出演し、好評を博した。
福田知事は「2時間のレセプションの中で最も盛り上がった」と太鼓判を押した。小田さんは「新しい切り口の八木節を発信することで、県民にも新しいことに挑戦したいと思ってもらえればいい」と語った。