小池社長(右)の説明を受けながら、試飲するピッヘルマイヤー社長(左から2人目)

 【栃木】ドイツの大手ホップサプライヤーHVG社の幹部が8日、みそとクラフトビールの製造販売を行う嘉右衛門(かうえもん)町の「油伝味噌(あぶでんみそ)」などを訪れ、県クラフトビール推進協議会の加盟社を交えて意見交換した。

 HVGは本場ドイツのホップ生産組合の代表を務め、クラフトビール醸造家の生の声を聞くため世界の現場を回っている。今回はヨハン・ピッヘルマイヤー社長ら2人が来日し、全国屈指のビール麦生産量を誇る本県を2年連続で訪れた。

 江戸時代からみそ造りを続け、昨年からクラフトビールに挑戦している油伝味噌には、HVGや同協議会加盟社などの7人が訪問。みその醸造所に併設したブルワリーや、ホップの香り付けをする機械などを見学し、意見交換した。