サッカーの第104回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催)は12日、各地で2回戦32試合が行われ、県勢はJ2栃木SC、栃木シティ(JFL)がいずれも敗れ、大会から姿を消した。
2回戦から登場した栃木SCはJ2藤枝に0-2で完封負けを喫し、6年ぶりの初戦敗退。前半5分に先制され、同33分は右サイドからの折り返しをゴール前で押し込まれた。2点を追う後半は若手のFW川名連介(かわなれんのすけ)らを投入したが劣勢打開には至らなかった。
栃木シティはJ1札幌に1-3で敗れ、2年連続の2回戦敗退。前半9分に先制を許し、同16分は豪快なボレーシュートを決められた。同追加タイムにMF表原玄太(おもてはらげんた)がクロスを頭で合わせて1点を返したが、後半20分に決定的な3点目を奪われた。