「座・フィットネス」を楽しむ車いす利用者と健常者=2018年6月、宇都宮市若草1丁目

座学で受講の心構えなどを語る大塚さん(中央)=5月下旬、ライトキューブ宇都宮

「座・フィットネス」を楽しむ車いす利用者と健常者=2018年6月、宇都宮市若草1丁目 座学で受講の心構えなどを語る大塚さん(中央)=5月下旬、ライトキューブ宇都宮

 障害の有無に関係なく楽しめるよう考案されたダンスプログラム「座・フィットネス」を全国に広めようと、バリアフリーコンサルティング事業を手がけるNPO法人アクセシブル・ラボ(宇都宮市)は5日までに、ダンス指導者の養成講座を始めた。指導者が各地でフィットネス講座を開くことで誰もが参加できる環境をつくり、バリアフリー社会の構築に寄与したい考えだ。

 5月下旬、JR宇都宮駅東口の交流拠点施設ライトキューブ宇都宮の会議室。本県や東京都、大阪府や愛知県などから、プログラムの受講生14人が集まった。オンラインでは広島や熊本県からも参加。各地で活動中のフィットネスインストラクターたちだ。