松井正一氏

 市民目線での行政改革に臨む。佐藤信(さとうしん)市長の4期16年の実績を生かしながら「挑戦する鹿沼市」をつくる。

 市民は物価高やコロナ禍で、日々の生活を営むのに精いっぱいだ。そんな市民に安心とゆとりと希望を与えるのが市長の任務だ。

 市の子育て施策を拡充する。県と協力し出産・子育て支援策を強化するほか、PTAの負担軽減のため学校環境の整備を行う。基金への寄付を募るなどして財源確保に努める。

 一年中、グルメやイベントを楽しめるまちをテーマに観光・産業振興を図る。高齢者の移動手段確保はもちろん、高齢者が次代を担う若者に力を注ぎ市の未来を話し合う「チーム鹿沼」を目指す。

 基金を使った柔軟な支出など佐藤市長の「完璧」だった防災対策を点検しながら続ける。中山間地域の役割を明確にし、鹿沼ならではの市政をつくりたい。

 市民と二人三脚で鹿沼をつくるという姿勢は崩さない。「市民が主役」「情報公開」を大切に鹿沼を盛り上げたい。