【日光】市出身の元アイスホッケー選手で、現在は奥日光の中禅寺湖そばでカフェを営む岡本利章(おかもととしあき)さん(39)は、同湖周辺への移住促進や地域活性化を目指し、シェアハウスやアパートなどの住宅整備に奮闘している。観光地としてにぎわう同地は、新たに働き始める若い世代が増えつつある半面、賃貸の集合住宅が極めて少ない。岡本さんは「大好きなこの地に、人の住む場所を何とか残したい」と意欲を語る。
岡本さんは清滝出身だが、祖父が中宮祠でボートハウスを経営していたため幼少期から中禅寺湖が遊び場だった。日光高(現日光明峰高)から中央大を経てアジアリーグの日光アイスバックスで活躍し、引退後の2012年に祖父が残した建物でカフェ「TOKI珈琲店」をオープン。近隣ホテルで働く女性らが来店した際、「奥日光は住む場所がない」と話すのを聞いたのが住居作りを始めるきっかけだった。
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