ディナーイベントで乾杯のあいさつをするアレッシオ氏(右端)=1日夕方、宇都宮市

 イタリアを代表するシチリアの名門ワイナリー「プラネタ」のオーナー兼醸造責任者のアレッシオ・プラネタ氏(57)が1日、JR宇都宮駅東口の複合施設「ウツノミヤテラス」内のシチリア料理レストラン「アンジェロコート東京 宇都宮」を訪れ、ワイン愛好家ら約40人とともに、県産品を使った料理とワインのイベントを楽しんだ。

 同店はプラネタのワインに合わせて料理を仕立てており、今回は県産フルーツトマトや那須野ケ原牛を使ったメニューを提供。参加者はプラネタを代表する「ラ・セグレタ・ビアンコ」やシャルドネなど数種類のワインを口にし、「フレッシュで料理の味を引き立てる」「辛すぎず飲みやすい」などと満喫した様子だった。

 アレッシオ氏は取材に「シチリアと栃木の文化の融合はユニークで、ゲストにも楽しんでもらえたと思う」と話した。