県内上場企業16社の2024年2、3月期決算が20日までに出そろった。経常損益ベースで見ると11社が増益となり、減益は5社だった。円安進行や、原材料費などのコスト上昇分を価格転嫁できたことなどが奏功し、4社が過去最高益を更新した。今後の見通しについては、さらなるコスト高が経営に与える影響を懸念する企業もあった。

 増収増益は10社で、前期(5社)の2倍に増えた。