6回、宇商・石川の中越え適時三塁打で二走の飯村が雄たけびを上げて生還=清原

 第77回春季県高校野球大会兼第76回春季関東地区大会県予選第8日は3日、清原球場で準決勝2試合が行われ、白鴎大足利が7年ぶり9度目、ノーシード宇都宮商が32年ぶり9度目の関東大会出場を決めた。大会最終日は4日午前10時から同球場で決勝が行われる。春の決勝で両校の顔合わせは34年ぶり。宇都宮商はその当時以来6度目、白鴎大足利は7年ぶり2度目の優勝を目指す。

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 那須清峰と高根沢で指揮した時も私立を破った経験のある宇都宮商の山口晃弘(やまぐちあきひろ)監督。今大会は作新学院、文星芸大付と前回決勝に進出した2校を相次いで倒す金星を挙げ、「子どもたちが頑張った。諦めない気持ちを褒めたい」と日焼けした顔から白い歯をのぞかせた。