第77回春季県高校野球大会兼第76回春季関東地区大会県予選第6日は27日、宇都宮市のエイジェックスタジアム(県営本球場)など3会場で4回戦8試合が行われ、シード勢の国学院栃木、佐野日大、文星芸大付などが準々決勝に進んだ。
国学院栃木は宇都宮北に3-1で辛勝。1-1で迎えた八回2死三塁から代打池谷挑夢(いけがやいどむ)の適時三塁打で勝ち越した。
佐野日大は2-0で宇都宮南に完封勝ち。0-0の八回、2死一塁から4番神永悠希(かみながゆうき)の左前打で一走田崎瑛大(たさきえいた)が一気に生還。投げても福田昂ノ甫(ふくだこうのすけ)と洲永俊輔(すながしゅんすけ)の継投で無失点に抑えた。
文星芸大付は4-1で栃木工に逆転勝ち。1点を追う九回1死一、三塁から1番小松啓人(こまつひろと)の適時打で追い付くと、さらに3番栗原星羽(くりはらとわ)の犠飛などでこの回に一挙4点を奪った。
このほか作新学院、白鴎大足利、青藍泰斗、石橋とノーシードの宇都宮商が8強入りした。
大会第7日は29日、エイジェックスタジアムなど2会場で準々決勝4試合が行われる。
機動力生かし接戦制す
宇都宮南との接戦を制し、7大会連続で8強入りした佐野日大。持ち味の機動力と安定感のある投手力でシード校の意地を見せた。
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