栃木銀行(黒本淳之介(くろもとじゅんのすけ)頭取)は24日、2025年度から新入行員の初任給を一律3万円引き上げると発表した。大卒が25万円、短大・専門学校卒が23万5千円、高卒が22万5千円とする。
初任給引き上げは2年連続。23年度と比べると、大卒が4万5千円、短大・専門学校卒が7万4千円、高卒が7万1千円の上昇となった。
栃銀によると、引き上げは将来を担う優秀な人材の採用が目的。人事部の担当者は「学生らが初任給だけで就職先を選んでいるとは思わないが、一つの要素ではある。人手不足や賃上げなど、社会の流れに対応した」と話した。