第77回春季県高校野球大会兼第76回春季関東地区大会県予選第5日は21日、宇都宮市のエイジェックスタジアム(県営本球場)など3会場で3回戦の残り8試合が行われ、前回準優勝の文星芸大付、シード佐野を破った宇都宮商、小山南などが勝ち上がり、16強が出そろった。
宇都宮商は初回、3番鈴木陽翔(すずきはると)の犠飛で先制。六回は3本の二塁打などで4点を追加するなどし、佐野に6-2で快勝した。
文星芸大付は宇都宮短大付と延長タイブレークまでもつれる接戦。1点を追う十回、1死満塁から8番徳原瑛介(とくはらえいすけ)が左越え2点適時二塁打を放ち、4-3でサヨナラ勝ちした。
宇東・真岡北陵と対戦した小山南は先発の八木橋凌真(やぎはしりょうま)が八回までに12奪三振の快投。今大会通算50奪三振の新記録を樹立し、13ー1で快勝した。
このほか栃木工、鹿沼商工、佐野松桜、青藍泰斗、今春の選抜に出場した作新学院が勝利した。
大会第6日は27日、同球場ほかで4回戦8試合が行われ8強が決まる。
投打で攻撃的姿勢体現 宇商
中盤の集中打で主導権を握った宇都宮商がシード佐野を破り、2年連続の16強。山口晃弘(やまぐちあきひろ)監督は「攻撃的な姿勢を体現してくれた」と選手をたたえた。
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