帝国データバンク宇都宮支店は18日、寝具製造や染色業の小池経編染工所(足利市西宮町)が宇都宮地裁足利支部から破産手続きの開始決定を受けたと発表した。10日付。負債総額は約3400万円。

 帝国データバンク宇都宮支店によると、小池経編染工所は1904年創業、61年設立。通販業者など向けに自社開発の寝具類を製造していたほか、染色業も手がけ、2023年3月期の売上高は約1500万円を計上していた。

 大手小売業者が台頭する中で業績は低調に推移し、資金繰りが苦しくなったため、事業存続を断念した。