宇都宮大４年の中原さん、ピアノコンクールで“人生初の頂点”　準優勝止まりで泣いた過去、成長し感情表現豊かに

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「ピアノは感情を表現する相棒」と語る中原さん

　【宇都宮】御幸ケ原町、宇都宮大４年中原由実加（なかはらゆみか）さん（21）が、３月に埼玉県で開かれた「第24回和幸ピアノコンクール」大学生・一般部門（音大ピアノ専攻以外）で優勝した。社会人になるのを前に、最後に挑んだコンクールでつかんだ“人生初の頂点”だ。

　同県で音楽教室などを運営していた和幸音楽院が主催。中原さんは、スペインの作曲家グラナドスの「演奏会用アレグロ」を情熱的に弾いた。関東各地から集まった本選出場者10人の中で最優秀賞に輝き、念願の頂点に立った。