医療機器製造販売のマニー(宇都宮市清原工業団地、斉藤雅彦(さいとうまさひこ)社長)が10日までに発表した2024年2月中間連結決算は、売上高が前年同期比15・7%増の139億800万円、経常利益が29・6%増の45億5100万円となり、いずれも過去最高を更新した。増収増益は3期連続。
アジアや北米、欧州など海外での売り上げが好調で、円安も重なり売上高を押し上げた。眼科ナイフなどのサージカル関連は19・0%増、縫合で使うアイレス針関連は19・7%増、歯科治療機器などのデンタル関連は9・8%増といずれも前年より伸びた。
純利益は24・5%増の31億9100万円。人件費やデンタル製品を中心としたマーケティング費用が増えた影響で販売費および一般管理費が20・6%増えたが、売上高の増加により増益幅は前年より拡大した。