拡大する 虚偽の内容の記事を引用した機関紙を配布し日光市内の男性の名誉を傷つけたとされる事件で、最高裁第3小法廷(宇賀克也(うがかつや)裁判長)は8日までに、名誉毀損(きそん)罪に問われた同市相生町、日光市議三好国章(みよしくにあき)被告(80)の上告を棄却した。決定は2日付。罰金30万円を言い渡した一審判決を支持し、被告の控訴を棄却した東京高裁判決が確定する。 三好被告は取材に「判決には従うしかないが、納得はしていない」と話した。