園内に咲くベニバナミツマタ

 【鹿沼】上永野のそば店「嵯峨」敷地内の庭園「花の森 嵯峨GARDEN(ガーデン)」で、ベニバナミツマタが咲き始め、園内を甘い香りに包んでいる。

 過疎化の進む永野地区への誘客につなげようと、同店店主の酒巻豊(さかまきゆたか)さん(68)が2014年から、約1ヘクタールの庭で100種ほどの樹木や草花を管理している。

 ベニバナミツマタは、落葉低木、ミツマタの突然変異種といわれる。620株が園内を朱色に染めている。4日現在、四分咲き。間もなく見頃を迎え、10日にも満開となり、ソメイヨシノとの競演も楽しめる見込み。

 7日には園内でケーナ奏者Ren(れん)さんの演奏会や障害者就労支援施設で作ったパンの販売などを行う。庭園は年中無休で、開園は午前10時半~午後4時。入場料500円。(問)同店0289・84・0285。