栃木県は4日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。3月25~31日の1週間に報告された感染者は計381人(前週408人)で、1医療機関当たりの平均は5・01人(同5・37人)となり、2週連続で減少した。

 インフルエンザの感染者数も2週連続の減少で、計1148人(同1335人)。1医療機関当たりの平均は、15・11人と注意報レベルの基準10人を上回っている。

 新型コロナでは、6保健所管内別で1医療機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県南で6・41人。安足6・09人、県東5・88人、県北5・07人、宇都宮3・83人と続き、最も少ない県西は2・25人だった。

 年代別では最多の10歳未満が71人。40代51人、50代と70代が各44人、80歳以上38人などと続いた。

 県は、前回でクラスター(感染者集団)と新規入院者の公表を終え、今回からは公表していない。