【小山】鳥取県米子市出身・在住の抽象画家安藤真央(あんどうまお)さん(33)の個展「緑はうたう、はなは咲(わら)う」が1日、中央町2丁目のサロン&貸しオフィス「Aircraft Carrier」で始まる。
安藤さんは2017年に独学で創作活動を始め、「存在していることへの祝福」をテーマに作品を描き続けている。「作品を通じて、自然と人間とがつながりともに生きていることを感じてもらいたい」と話す。
市が平地林活用事業として芸術作品との連携を検討する中で、市地域おこし協力隊員の横山賢(よこやまけん)さん(40)が安藤さんの作品に白羽の矢を立てた。
個展に先立って31日、神鳥谷(ひととのや)の小山思いの森で屋外展示が行われ、雑木林の中に作品14点を点在させる形で紹介。「生花スピーカー」で音楽を流し、夜には作品をライトアップした。個展に合わせ、市花の思川桜をイメージして制作した作品「はなだより」を市に寄贈する。
個展は7日までで、25点を展示予定。午前11時~午後6時。入場無料。(問)横山さん090・6137・2628。