【宇都宮】市は4月1日、市税や上下水道料金などの口座振替の申し込みをインターネットからできるサービスを開始する。窓口に出向いたり、書類に記入や押印をしたりせず、パソコンやスマートフォンで手続きできる。県内では小山など4市町が導入している。
対象税目は市県民税や国民健康保険税、後期高齢者医療保険料、保育料など13の市税等と上下水道料金。足利銀行や栃木銀行、鹿沼相互信用金庫など計19の金融機関の口座が対応となる。
市ホームページから受け付け専用ページにアクセスし、手続きする。市出納室によると、口座振替を希望する金融機関名、支店名、口座番号を確認できる通帳や、納税通知書を手元に用意すると入力が円滑になる。問い合わせ先は税目によって異なるため、手続きページに担当課の電話番号などが記載されている。
市税納付のうち、窓口収納が約3割を占めており、市担当者は「窓口収納は納付忘れなどもある。口座振替を活用してほしい」と話した。