住宅建築・販売のグランディハウス(宇都宮市大通り4丁目、林裕朗(はやしやすろう)社長)は25日、2024年3月期の連結業績予想を下方修正した。昨年11月公表の予想と比べ、売上高を3・7%減の520億円、経常利益を49・4%減の8億2千万円、純利益を63・0%減の3億7千万円とした。
主力の不動産販売事業で、新型コロナウイルス下の住宅特需の反動減や、建材価格の高騰による住宅価格の上昇などの影響で販売が伸び悩んだ。下期の販売棟数は上期実績を上回るものの、年間では想定を約60棟下回る見込み。
繰り延べ税金資産の取り崩しに伴う税金費用の増加も約8千万円生じると想定され、利益を押し下げる見通し。