宇都宮地裁

 足利市内のアパートの自室に火を付け床や壁を焼いたとして、現住建造物等放火罪に問われた住所不定、無職の男(27)の裁判員裁判論告求刑公判が15日、宇都宮地裁(瀧岡俊文(たきおかとしふみ)裁判長)で開かれた。検察側は「人の生命や財産を軽視した身勝手で短絡的な犯行」として懲役6年を求刑した。弁護側は社会での更生が必要として懲役3年、保護観察付き執行猶予5年を求めた。