» 動画ページへ

こいのぼりが風にたなびく中、運航される遊覧船=15日午後0時30分、栃木市湊町

 栃木市中心部で15日、巴波(うずま)川を彩る春季イベント「うずまの鯉(こい)のぼり」が始まった。「いいこい」にちなんだ1151匹のこいのぼりが掲揚され、春風にたなびいている。5月15日まで。

 巴波川で遊覧船を運航するNPO法人蔵の街遊覧船が主催する恒例行事。同市役所近くの常盤橋から下流の約600メートル区間に掲揚している。15日は青空の下、色とりどりのこいのぼりが悠々と泳ぎ、遊覧船の乗客らが見入っていた。

 家族旅行で訪れた横浜市保土ケ谷区、大学2年松原彩愛(まつばらあやめ)さん(20)は「歴史ある蔵と、こいのぼりの景色は圧巻。とてもきれいだった」と満足そうに話していた。