第54回下野教育美術展(下野新聞社主催、県信用保証協会、県美術教育振興会協賛、県教委など後援)小中学校の部の表彰式が22日、宇都宮市のFKDインターパーク店催事場で行われ、出席した上位入賞者21人と団体賞受賞校の代表14人に表彰状と記念品が贈られた。
同展には絵画、版画、デザインの3部門に計14万5640点の応募があった。中央審査で大賞1点、準大賞3点、特選・準特選各9点と、金・銀・銅賞計2377点、団体賞23校を選んだ。
県小学校教育研究会図画工作部会長の松原伸夫(まつばらのぶお)宇都宮市豊郷南小校長は「子どもらしい夢や感動を素直に表現したり、発達に応じた工夫を凝らしたりと、感性の豊かさが感じられる作品が多かった」などと講評した。
同所で26日まで中央展が開かれており、風景や心に残った思い出、空想の世界など思い思いに描いた作品2399点が展示され、来場者の目を楽しませている。
県南展は3月2、3日、壬生町の城址(じょうし)公園ホール、県北展は3月9、10日、那須塩原市の黒磯公民館で開催される。