チームエボルブビーカムフレンドリー「ピンク」のメンバー

 チアリーディングのチームエボルブビーカムフレンドリー(宇都宮)が小学1年生と幼児の9人でチーム「スマイル ピンク」を結成した。各種の大会に出場できるのは小学1年生からだが主力は上の学年の選手で、小学1年生以下のチームは珍しい。まだ高難度の技は難しいが、選手たちはチアの楽しさを味わいながら基礎を学んでいる。

 メンバーは馬場春花(ばばはるか)(ゆいの杜)、上田杏(うえだあん)(瑞穂台)、大島芹佳(おおしませりか)(同)、横山結一(よこやまゆい)(清原南)、岡田奈々未(おかだななみ)(峰)の小学1年生と、幼児の中塚千智(なかつかちさと)、渡(わたり)花楓かえで)、佐藤奏(さとうかなで)、仲澤楽夢(なかざわらむ)。

 低年齢の入部者が増えたことから、石田栄美子(いしだえみこ)代表が「同年代のチームとしてちゃんとした構成でやってみよう」と結成した。「楽しむことを最優先に、しっかり基礎を身に付けさせたい」(石田代表)と、バレエの指導資格を持つコーチも加わり、週1回、1時間、練習している。

 選手たちは、全員が「練習は楽しい」と口をそろえる。馬場は「練習を頑張って後方ブリッジができるようになった」、横山は「練習したダンスを学校で友だちに教えている」と話すなど全員が笑顔。岡田は「大会に出られるようになったら日本一になりたい」と目を輝かせた。