ペイントの実演も行われている現代アート展

 【宇都宮】タンザニアの現代アート作品を紹介する企画展「ティンガティンガ原画展」が19日まで、インターパーク6丁目のFKDインターパーク店で開かれている。

 アフリカ製品の輸入会社バラカ(大阪市)が、タンザニアのアーティストの雇用支援のため全国で開いている企画展で、県内では初めて。同国の都市ダルエスサラーム近郊の工房で制作された「ティンガティンガ・アート」と呼ぶ絵画約50点を展示している。

 建築用ペンキを使い、サバンナの動物や風景が描かれているのが特徴で、会場では来日したアーティストの一人、マカカ・ヤフィドゥ・アリィさん(48)がペイントの実演を披露している。マカカさんは「みんなが幸せになれるよう、平和の象徴のキリンなどいろんな動物を描いている。絵を通して、平和と愛を与えたい」と話している。