1999年に1級資格を取得し、Jリーグや日本代表の試合などで主審を務めてきた壬生高教諭高山啓義(たかやまひろよし)さん(49)=宇都宮市在住=が、昨年限りで第一線の舞台から身を引いた。高校教諭との「二足のわらじ」で笛を吹いてきたが、50歳の節目を前に決断。アマチュア歴代最多となるJ1通算230試合で主審を務めたベテラン審判員は「あっという間の24年間だった」と振り返った。
この道を志したのは宇都宮北高サッカー部時代。元国際審判員で同校監督だった故十河正博(そがわまさひろ)氏から影響を受けた。国士舘大学進学後は審判活動に専念。「平日は学業、週末は栃木に帰り、県大会などで笛を吹く毎日だった」と懐かしむ。
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