生活困窮者の支援に役立ててもらおうと、スーパーのヨークベニマル(福島県郡山市)は8日、5キロ入りの精米500袋とインスタントラーメン1万5千食(計約180万円相当)を県に寄贈した。
同社の矢吹裕(やぶきひろし)総務室長らが県庁を訪れ、県の野原恵美子(のはらえみこ)生活文化スポーツ部長に目録を手渡した。県庁に集められた食品は県内のフードバンクや子ども食堂などを運営する16団体が受け取った。矢吹室長は「物価高騰が続き、困窮する子どもの増加が社会問題となっている。社として引き続き、地域のお手伝いをしていきたい」と話した。
同社は2020年度から冬と夏に食品を寄贈している。