滝沢ハム(栃木市泉川町、滝澤太郎(たきざわたろう)社長)は9日、2024年3月期の連結業績予想を下方修正した。昨年5月公表の前回予想と比べ、売上高は12・1%減の280億円、経常利益は50・0%減の1億4千万円、純利益は70・0%減の6千万円とした。
物価高などによる消費マインドの落ち込みからハムやソーセージなどの販売量が想定を下回る見込み。価格改定やコスト削減を行ったが、売り上げの減少が利益に響くとみられる。
同日発表した23年4~12月期連結決算は売上高が前年同期比4・4%減の218億900万円、経常利益が2億7600万円、純利益が1億9100万円だった。