不動産関連のインターネットサイトや仲介業を手がけるAZWAY(東京都豊島区)は4日までに、投資に関するインターネット調査の結果を発表した。栃木県で「投資をしている」と答えた人の割合は83・3%で、都道府県別では千葉県と並ぶ3位タイだった。
調査は12月16〜18日の3日間に実施し、620人が回答した。
全体で「投資をしている」人の割合は69・2%。栃木県は全国平均を14・1ポイント上回った。1位は山形県で100%、2位は茨城県で84・6%だった。AZWAYは「(上位に)東京都はランクインしておらず、必ずしも都市の規模と投資人口が比例しているわけではない」としている。
投資している金融商品については、「投資信託」が最多で48・7%、次いで「株式投資」は39・2%で続いた。5段階で尋ねた投資先の満足度では、投資信託や株式がおおむね高い傾向があったが、仮想通貨や外国為替証拠金取引(FX)といった投機的な要素が強い商品では比較的低い傾向がみられた。
投資を始めた理由では、「資産の増加」が50・8%で半数以上を占め、「将来への備え」が21・3%で次点だった。