栃木県からはオリンピック(五輪)・パラリンピックで活躍するアスリートがたくさん生まれています。今年の夏にフランス・パリで開かれる大会にも注目しましょう。

 パリ五輪に向け、競技ごとの予選が行われています。これまでに2021年の東京五輪スポーツクライミング男子複合4位の楢崎智亜選手、昨年のレスリング世界選手権女子76キロ級で優勝した鏡優翔選手(いずれも宇都宮市出身)の出場が決まっています。

 このほか競泳の水沼尚輝選手(真岡市出身)、飛び込みの榎本遼香選手(宇都宮市出身)と須山晴貴選手(NSP宇都宮)らも注目されています。

 障がい者スポーツのパラリンピックでは、車いすテニス女子の大谷桃子選手(栃木市出身)、男子の真田卓選手(那須塩原市出身)の代表入りが有力です。

 これまでの五輪・パラリンピックでも本県ゆかりの多くの選手が好成績(こうせいせき)を残しています。

 競泳の萩野公介選手(小山市出身)は12年のロンドン、16年のリオデジャネイロ、21年の東京まで3大会連続で五輪に出場しました。リオデジャネイロ大会の男子400メートル個人メドレーで金、200メートル個人メドレーで銀に輝きました。柔道男子60キロ級の高藤直寿選手(下野市出身)はリオデジャネイロ大会で銅メダル、東京大会で金メダルを獲得しました。

 パリ大会での地元ゆかりの選手の活躍が今から待ち遠しいですね。

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