第96回選抜高校野球大会(3月18日から13日間・甲子園)の出場32校を決める選考委員会が26日、大阪市内で行われ、昨秋の関東大会で優勝した作新学院の2年連続12度目となる出場が決まった。
同校の2年連続出場は1961、62年の連続出場以来62年ぶり。62年の第34回大会は決勝で日大三(東京)を破り、県勢としても初めての栄冠を手にした。
選出校発表は午後3時半に21世紀枠の2校から始まった。一般選考枠の30校は北の北海道地区から順に行われ、作新学院は関東地区で1番目に名前が挙がった。選手らは発表の様子を伝えるライブ配信映像で選出された瞬間を見届け、表情を引き締めていた。
作新学院は昨秋の県大会を2年連続で優勝。関東大会では帝京三(山梨2位)、常総学院(茨城1位)に快勝し、決勝では山梨学院(山梨1位)に13-4で大勝。7年ぶり6度目となる頂点に立っていた。
昨年の選抜大会は23年ぶりの8強まで勝ち進み、準々決勝で後に初優勝を飾る山梨学院に敗れた。
大会組み合わせ抽選会は3月8日、大阪市内で行われる。