自転車オフロードのジャパンシクロクロス(JCX)シリーズ第8戦「東海シクロクロス」は21日、愛知県日進市の愛知牧場特設コース(0・1キロ+1周2・7キロ×8周=21・7キロ)で行われ、男子エリートで沢田時(さわだとき)(宇都宮ブリッツェン)が今季初優勝を飾った。小坂光(こさかひかる)(同)は4位だった。
同クラスには57人が出走。沢田はスタートから飛び出し第1コーナーを1位で通過すると、周回を重ねるごとに後続とのタイム差を広げ独走状態となり、2位と1分41秒差の1時間7分0秒でゴールした。小坂は最後まで3位の選手に食らい付いたが、4秒及ばなかった。
沢田はこのレースが今季国内最後。次は2月にチェコで行われる世界選手権に出場する。今季限りでの退団が発表されている小坂は、同11日に大阪府貝塚市で行われるJCX第9戦「関西シクロクロス 二色の浜グランプリ」に出場予定で、ブリッツェンとして走る最後のレースとなる。