鹿沼市西北部を源流とし、「関東一の清流」とうたわれる大芦川の自然環境や流域住民の生活環境の保護を目的とした「大芦川流域における生活環境等の保全に関する条例」が昨年12月の同市議会で可決され、4月に施行される。先行自治体でも周知や過料徴収を含む条例の実効性確保は課題で、市は他自治体の対応例を参考に、鹿沼の地理的要素や支援体制などを踏まえた独自の施行マニュアルを作成するなど、入念に準備を進めている。
「環境の回復へ一歩前進した」。条例可決に西大芦地区自治会協議会の上澤利行(うえさわとしゆき)会長(68)は安堵(あんど)の表情を浮かべた。
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