仕事始めの4日、栃木県内経済界も本格的に始動した。物価高騰が長期化するなど先行きの不透明さが続く日本経済。トラック運転手不足が予想される「2024年問題」も大きな懸念材料だ。企業や経済団体のトップは、企業支援の強化やサービスの品質確保など原点回帰することで難局を乗り越えるよう呼びかけ、新年の飛躍を誓った。
宇都宮市や市内商工団体は、市内のホテルで賀詞交歓会を開いた。宇都宮商工会議所の藤井昌一(ふじいしょういち)会頭は、エネルギー価格の高騰や人手不足に伴う賃上げなど「企業を取り巻く環境は厳しい状況が続いている」と強調。7月発行の新紙幣にデザインされる渋沢栄一(しぶさわえいいち)が、関東大震災の復興に尽力したとして、「渋沢翁に倣い地域企業に寄り添い、経済活性化へ積極的に取り組む」と力を込めた。
残り:約 566文字/全文:926文字
この記事は「下野新聞デジタル」の
会員
のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く