第76回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)は23日、東京都の東京体育館ほかで男女の1回戦が行われ、本県女子の作新学院(4年ぶり8度目)は開志国際(新潟、10年連続10度目)に70-69で競り勝ち、2015年以来8年ぶりの初戦突破。男子の宇都宮工(4年連続13度目)は光泉カトリック(滋賀、5年連続19度目)に82-45で完勝し、4年連続で2回戦に進んだ。
作新学院は第1クオーター(Q)、大場(おおば)つぐみが3本の3点シュート含む15得点の活躍で先行。第3Qは激しい守備で失点はわずか10。最終盤に1点差まで詰め寄られたが、粘り強い守備で振り切った。
宇都宮工は第1Q中盤から石川晃希(いしかわこうき)らを中心に11連続得点を挙げて主導権。その後も大谷鴻太(おおたにこうた)主将の3点シュートなど内外角から得点を重ね、リードを広げた。
県勢の2回戦はいずれも同会場で行われ、作新学院は24日午前10時40分から下妻一(茨城1、初)、宇都宮工は25日午後5時20分から八王子学園八王子(東京1、3年連続17度目)と対戦する。