第54回下野新聞社杯県中学生サッカー大会(県協会、下野新聞社主催)第4日は16日、鹿沼市のサンエコ自然の森サッカー場ほかで5回戦と準々決勝の計12試合が行われ、栃木SC U-14、ともぞうSC U-14、矢板SC A、ユニオンSC U-14が勝ち上がり、4強が出そろった。
準々決勝でともぞうSC U-14とユニオンSC U-14は共に完封勝ち。栃木SC U-14は5得点で大勝した。矢板SC AはPK戦で制した。
大会第5日は17日、宇都宮市のウイングス大谷フィールドで準決勝2試合を行う。
先制弾で流れ呼ぶ
昨年涙をのんだ準々決勝を突破し、目標の優勝に一歩近づいたともぞうSC U-14。先制ゴールで流れを引き寄せたMF須藤光翔(すどうひろと)主将は「徐々にペースをつかめた」と納得の表情を見せた。
那須野ケ原FCのコンパクトな守備に序盤こそ苦しんだが、前半24分の先制点で「楽になった」とMF秦野敬(はたのけい)。後半は3分に秦野の約30メートルの直接FKで追加点を挙げ、その後もFW小堀海翔(こぼりかいと)、MF深澤陸琉(ふかさわみちる)のゴールで突き放した。
小堀は「絶対に点を決めるつもりだった」と振り返り、深澤は「不調だった先週から修正できた」と手応え十分。須藤は「速いパス回しには自信がある。守備の連係を再確認し、必ず優勝したい」と意気込んだ。
▽5回戦 栃木SC U-1411-0イデアFC真岡U-13、モランゴ栃木U-141-1(PK5-4)プログレッソ佐野U-14、那須野ケ原FC7-0晃陽・上河内・田原中、ともぞうSC U-146-0三島中、矢板SC A0-0(PK4-2)FC栃木、ウイングスSC U-142-0栃木シティFC、ユニオンSC U-142-0矢板SC C、FC朱雀1-0ヴェルディSS小山U-14 ▽準々決勝 栃木SC U-145-1モランゴ栃木U-14、ともぞうSC U-144-0那須野ケ原FC、矢板SC A0-0(PK5-4)ウイングスSC U-14、ユニオンSC U-142-0FC朱雀