バスケットボールの第99回天皇杯全日本選手権3次ラウンドは13日、各地で4試合が行われ、B1宇都宮ブレックスは午後7時5分から、名古屋市のドルフィンズアリーナでB1名古屋Dと激突する。西地区上位の難敵を撃破し、10大会連続の準々決勝進出を狙う。
ブレックスは今季15勝4敗で東地区2位。1試合平均67・9失点と持ち前の堅守を維持しつつ、攻撃ではD.J・ニュービルらが躍動している。連敗もなく、安定感のある戦いを見せている。
対する名古屋Dは通算14勝5敗でこちらも地区2位と好調。今季は開幕から7連勝と好スタートを切ったが、12月に入って2敗とやや調子を落としている。それでも3点シュートの成功率はリーグトップ37・4%と精度抜群。ジョシュア・スミスら屈強なインサイド陣もそろえる。
今季リーグ戦ではブレックスが2連勝。通算でも16勝3敗と得意とする相手だが、佐々宜央(さっさのりお)監督は「天皇杯とリーグは別の戦い。一丸となって勝ちにいく」と気を引き締める。