「はるふぢ」として演奏を披露する佐々木さん(左)と心花ふぢSaeさん

 【宇都宮】県内のイベントなどで30年来、音楽活動を続ける元プロシンガーの益子町塙、会社員佐々木健之(ささきたけし)さん(61)は9日、新里町の道の駅うつのみやろまんちっく村で開かれた音楽イベント「音楽の広場 ロマフェス」に出演し、ライブ演奏通算500回を達成した。「音楽は、たくさんの人を元気にする」と話し、今後とも精力的に活動する考えだ。

 佐々木さんは宮城県石巻市出身。20代は都内で芸能プロダクションに所属し「春咲(はるさき)さかり」の名前で歌手活動をしていたが、結婚を機に休止。益子に移住した後、30代に入り「また歌いたくなった」と活動を再開した。