「まるでうちの社員のようだった」
スマート農業機器開発のfarmo(ファーモ、宇都宮市上欠町)の永井洋志(ながいひろし)社長(50)は振り返る。足利銀行の担当者が、経営課題に対し一緒に真摯(しんし)に向き合ってくれた。
ITサービス業を営んでいた2015年、農業分野に参入した。ビニールハウス内の温度や湿度の確認、水田の水管理などを遠隔でできる機器を開発している。
注文が急増した3、4年前、「部品を買う資金がない」と行員に相談。赤字続きだったにもかかわらず、「成長性を認めてもらい」融資が実現した。事業は軌道に乗り、今では全国から受注する。「経営ノウハウも教えてもらい助かった」
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